子供に集中力を求めるのは難しいものです。ですが、受験を控える子供には、集中して試験勉強に取り組んでほしいものです。
少しでも集中できる方法があるのなら、試してみたいと思うのが、親の心情でしょう。
叱ったところで子供の集中力は高まりません。
そこで、アロマを使って集中力を高める方法をご紹介します。
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学習塾にもアロマの香り
学校の授業が終わった後、放課後に部活を頑張って、その後に塾に通う学生も少なくありません。
疲れた状態では、集中して授業を聞くことも出来ませんし、ついつい居眠りしてしまう子もいるのではないでしょうか?
そんな、少しお疲れで、集中力を持続できない上体の中、しっかり勉強をしてもらうため、アロマを活用してみては如何でしょうか?
集中力を高めてくれるアロマオイル
アロマオイルの中には、集中力を高めてくれる香りもありますので、幾つかご紹介します。
ブラックペッパー
刺激的な香りがやる気を引き出します。疲れた時におススメのアロマです。
グレープフルーツやレモンとの相性もいいので、合わせて芳香浴に使うと、集中力を高めてくれます。
ペパーミント
刺激的な香りが、疲れた頭を活性化させてくれます。また、精神的疲労もケアしてくれます。
ローズマリーと組み合わせると、集中力がアップします。眠気もスッキリするので、疲れた後の勉強におススメです。
ベルガモット
疲れた心を癒してくれる、柑橘系のさわやかな香りです。
気分をリフレッシュしたい時に、おススメです。
マジョラム
スパイシーで刺激的な香りは、ストレスを癒し前向きな気分にしてくれます。
ユーカリ
清涼感のある香りが、集中力を高めてくれます。イライラした気分や憂鬱な気分も、和らげてくれます。
ペパーミントと合わせた芳香浴は、鼻づまりや花粉症におススメです。
レモン
レモンの香りは、気分を爽快にしてくれます。集中力を高めたい時や、気分転換をしたい時におススメです。
ローズマリーと合わせた芳香浴は、眠気覚ましに効きます。
レモングラス
爽やかな香りが気分をリフレッシュしてくれます。集中力を高めたい時におススメです。
ユーカリと合わせることで、気分転換・集中力アップが期待できます。
ローズマリー
刺激的な香りが頭をスッキリとしてくれます。この刺激的な香りが、眠気を吹き飛ばして集中力をアップしてくれます。
グレープフルーツとの相性も良く、2つを合わせた芳香浴で集中力が高まります。
レンタルディフューザーなら手間いらず
塾に規模によって、使用するアロマディフューザーのサイズが変わってきます。
例えば、3階・4階建てのビルになっている大手の塾なら、各教室にディフューザーを置くよりも、空調を使って建物全体に香りを充満させてくれるタイプを使った方が、効率的・経済的です。
空調を使うタイプのディフューザーは、販売しておらず殆どがレンタルです。
また、個人経営の小さな塾なら、教室の数も少なく規模の小さいので、各教室に置くタイプの方が良いでしょう。
棚などに置ける小型タイプもありますので、教室の広さに応じて選ぶことも出来ます。
どうしてレンタルが良いのか?
レンタルの場合、保守契約も一緒に行います。その為、定期的にディフューザーの手入れをしてもらえますし、壊れた場合も代わりの機種を準備してもらえます。
アロマカートリッジなどの交換も、行ってもらえますので、自分で手入れをする必要がありません。
レンタル業者によっては、予算に応じてレンタルもしてもらえますし、お試し期間がありますので、相談してみる価値はあります。
勉強部屋にもアロマの香り
塾や学校でなら集中して勉強が出来ても、監督してくれる先生がいない自宅では、勉強に身が入らなかったり、テレビや漫画、スマホなどに気を取られてしまいます。
また、疲れて帰ってきてから夜遅くまで勉強をしようと思うと、ついつい居眠りをしてしまうこともあります。
そんな子供の眠気を飛ばして集中力を高めてくれる、おススメのアロマ導入法をご紹介します。
お手軽な芳香浴
マグカップにお湯を入れ、集中力を高めてくれるアロマオイルを入れるだけで、芳香浴が出来てしまいます。机の片隅に置いておけば、湯気にのってアロマの香りが疲れた頭を癒し、集中力を高めてくれます。
マグカップ芳香浴の作り方
マグカップに70度~80度のお湯を入れ、お目当ての精油を垂らします。香り漂う湯気を吸いこんで、香りを楽しみます。
集中力アップのための芳香浴
シダーウッドとレモンをそれぞれ2滴、熱いお湯の入ったマグカップに入れます。
シダーウッドの香りは前向きで強い力を与えてくれます。
頑張りたい時の芳香浴
ブラックペッパー1滴、ユーカリ1滴、レモン2滴
刺激的なブラックペッパーの香りと爽やかなレモンとユーカリの香りが、やる気を引き起こします。
眠気防止の芳香浴
レモン3滴、ローズマリー2滴、バジル1滴
シャープな香りが眠気を吹き飛ばしてくれます。
学校で集中したいなら
ハンカチやティッシュに精油を垂らし、その香りを嗅ぎます。制服のポケットなどに忍ばせておけば、授業中に眠気が襲ってきたときにも使えます。
芳香浴の注意事項
精油の香りは、洗っても取れないことがありますので、マグカップは芳香浴専用にしましょう。
また、精油は布にシミを作ってしまうこともあります。その為、ハンカチに直接精油を付けるとシミが出来てしまいます。ティッシュを使ったり、芳香浴専用のハンカチを準備しましょう。
呼吸器系の持病がある方は、芳香浴によって症状が悪化することがあります。他の方法を見つけましょう。
芳香浴は、香りがしなくなったら終わりです。
芳香浴以外の方法でアロマの香りを
芳香浴は、香りを直接嗅ぐ方法で、アロマの効果を引き出します。そのため、気管支炎などの持病がある方にはおススメできません。
そこで、他の方法をご紹介します。
文香のしおり
【用意するもの】
しおりサイズにできる折り紙1枚、ティッシュペーパー1枚、アロマオイル、糊、ひもなど
【作り方】
- ティッシュを1/4に切る
- ティッシュを縦長に折る
- アロマオイルを1~2滴垂らす
- 折り紙を縦長になるように切る(後で半分に折るので、出来上がりサイズの倍の幅)
- 折り紙にティッシュを挟んで糊付する
- 片方に穴を1つ開けてひもを通す
教科書に挟んで持ち歩けます。
香り玉
【用意するもの】
白い紙粘土と色つきの紙粘土、ビニール袋1枚、ビニール手袋1組、お皿、アロマオイル
【作り方】
- ビニール袋に白い紙粘土を入れてこねる
- 柔らかくなったら、色の紙粘土を少しずつ足しながら、こねて好みの色にする
- ビニール手袋を付け、ビニール袋に入ったままの紙粘土に窪みをつける
- 窪みに、好みのアロマオイルを2~4滴垂らす
- 再びビニール袋を閉じて紙粘土をこねる(オイルが全体に行き渡るように)
- 平らに伸ばして、クッキー型などで型抜きしたり、丸めたりして、形を作る
- 皿に入れて部屋に置く
鞄やペンケースに忍ばせておけば、学校でも香りを楽しめます。
アロマオイルの取り扱い注意
アロマオイルは、香油と精油があり、精油を扱う場合には、直接肌に触れないようにしましょう。
まとめ
勉強の時に、集中力を高めることで、短時間で勉強を終わらせることも出来ます。
長時間、だらだらと勉強しても、その内容は頭には残っていません。短時間で効率よく勉強するほうが、しっかりと頭に残り、結果が出せます。
アロマの香りで集中力を高めた後は、しっかりとリラックス効果の香りで心と頭を癒しましょう。