アロマを朝、昼、夜と上手に使い分ける事で自立神経の乱れを整えてくれたり、女性なら月のリズムなども整いイライラから解放される効果が期待できます。女性は1ヶ月でリズムが変化すると言われ、男性は1日で変化があると言われています。エッセンシャルオイルを味方に付けてより活力ある生活にしませんか。
今回は常に人気上位のレモン、ローズマリー、ペパーミント、ラベンダー、ベルガモット、カモミールの使い方を紹介します。
どんな精油を最初に購入したらいいかわからない。この6種類を最初に揃えておくと何かと役に立ちますので是非参考にしてみてください。
朝はレモンとローズマリーの精油で目がシャキーン
朝、「今日はもう少し眠りたい。」と言う日ってありますよね。病気ではないけど会社や学校に行く気がしない時。そんな朝はマグカップに沸騰したお湯、レモンとローズマリーの精油を1滴づつ垂らして芳香浴をします。これだけで重たかった瞼がシャキっとして活動モードになります。
朝シャワーを浴びる。と言う方は浴室で足元にレモンとローズマリーを各1滴。もしくはペパーミントのみを1滴垂らしてシャワーをすると湯気が上がってくるとともに芳香も楽しめ、目覚めもスッキリできます。この方法は忙しい朝におすすめで気持ちのいい朝をスタートする事が出来ます。
前日の嫌な事を引きずりがちな性格の方、夜更かしした夜や。残業疲れの朝や仕事モードに切り替えたい時などに使用すると効果的です。
レモンを柑橘系の精油にアレンジして楽しむ方法
レモンには気分を前向きしてくれる効果が期待できる他、暴飲暴食時のむかむかにも効果があるので忘年会新年会シーズンの時に大活躍してくれます。
グレープフルーツやオレンジスイート、和精油のユズもレモンとは少ししがった香りを楽しめるので気分に合わせて柑橘系を揃えておくと楽しみの幅も広がりますよ。
柑橘系の精油は気分を前向きに、明るくしてくれる作用があるので寝起きに機嫌がよくないと感じる人に試してほしい精油です。
仕事中は迷わずローズマリー
ONモードになりたい時は迷わずローズマリーの精油をおすすめします。例えば集中して仕事をしたい時、PC作業でミスをなくしたい時、時間が無いけど会議までに資料を作り
たい時などに効果を発揮してくれます。ハンカチにローズマリーの精油を1滴垂らしてデスクに置いておくだけ。たったこれだけで仕事の効率が驚くほど上がります。もっと簡易的ならティッシュに垂らすだけでもOK。わざわざ会社にディフューザーを設置しなくてもいい手軽さが魅力。
ランチタイム後の眠気にもローズマリー。いつも昼食の後は仕事の効率が悪くなる。と言うタイプの人ほど効果を感じる事ができると思います。ローズマリーの精油を1滴垂らしたハンカチを両腕の間辺りに置いておくと自然に芳香浴ができ、自分だけ嗅ぐことができるので周りに迷惑をかけずにおすすめです。
会議室に業務用アロマディフューザーでローズマリーの精油を拡散させる会社もあるほどオフィスでも人気の香りです。またローズマリーの臭いを嗅いだ人は嗅いでいない人に比べて長期的な記憶力が6割~7割アップした。と言う実験結果もあるほど。最近忘れっぽいなどと年齢に関係なく周囲から指摘されるようなことがあった方は仕事に関係なく午前中には嗅いでおきたい香りですね。
また社員の士気をあげたいと言う方や長時間運転する仕事に就いている人もローズマリーは集中力アップの御守り的存在です。
夜は副交感神経を活発にさせ心を落ち着かせる精油
朝、昼と交感神経を刺激するような精油を使用しましたが、夜は一転、副交感神経を優位にさせてあげる必要があります。
ラベンダー、ベルガモット、カモミールの精油をディフューザーで拡散します。できれば食後早めにライトはオフにし目を閉じて精油の香りを感じてみましょう。
日中に忙しかったこと、その日頑張ったこと、時にはイライラしたことなどもここで全てオフ。吸う息よりも吐く息の時間を長くし、副交感神経を優位にさせてあげましょう。これは手っ取り早い方法で呼吸の方法を意識するだけでOFFモードに出来ます。
ノンカフェインのハーブティを飲みながら寝る準備を整えてあげるとカラダも喜びます。
ラベンダーの香りの効能としてリラックス効果や怒りをやわらげる効果もあります。臭いに好き嫌いが別れる精油でもあるので、どうしても気になると言う方はベルガモットやスイートオレンジなど柑橘系の精油だけを用いてもOK。前向きな気分で朝を迎えられるかも。
カモミールには気分を落ち着かせてくれる効果の他、疲労が蓄積してよく眠れない日が続く。寝つきが悪い。と言う方におすすめ。但し、嗅いだ時に好きではない。と感じた場合は使用を止めたほうが無難。夜は自分が最も落ち着く香りだけに包まれる事こそが最良のリラックス方法です。
いかがでしたか。普段の生活に取り入れやすいシンプルな方法をお伝えしてきました。最初から全部を取り入れようとするとつい力が入ってしまいます。アロマは最初は少し物足りないかな。くらいでちょうどいいと思います。まずは自分の体の声に耳を傾けてあげる事。いつの間にかアロマのある生活が当たり前になっている。と言うのが理想的かもしれませんね。