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アロマの効果

冬のハッカ油活用法

冬のハッカ油活用法

アロマテラピーに使用する精油の中でも、比較的身近なハッカ油。ドラッグストアでも買えるハッカ油を、掃除や虫除けに使用している方は多いですよね。主要成分のメントールで清涼感を感じられるハッカ油は夏に使うイメージが強いかもしれませんが、実は冬にも大活躍するアロマなのです。冬に役立つハッカ油の効果と、その活用法をご紹介致します。

【ハッカ油のプロフィール】

ハッカ油とは、日本に自生する和種ハッカの精油です。主成分であるメントールがペパーミントの約1.5倍で、強い清涼感があります。スーッとする香りは、消化促進・鎮静作用があり、ストレスを癒すなどメンタルにも働きかけてくれます。

【植物のデータ】

原料になる植物 ハッカ
学名 Mentha arvensis
科名 シソ科
主な産地 日本、インド、中国

【精油のデータ】

採油部位 全草
採油方法 水蒸気蒸留法
作用 殺菌、収れん、消化促進、鎮痙、冷却
主な成分 メントール、メントン、リモネン
相性の良い精油 クラリセージ、グレープフルーツ、サイプレス、ペパーミント、ベルガモット、ユーカリ

【ハッカ油の効果】

ハッカ油と聞くと、スースーするというイメージが強いと思います。しかし、ほとんどの方がハッカ油の本当の凄さをまだ知らないのではないでしょうか。爽やかな香りでリフレッシュしたり、嫌な臭いを消したり、暑いときには肌をひんやりクールダウンさせてくれます。他にも、肩こりや頭痛、むくみの解消、虫除けにも役立ちます。

【抗菌作用で風邪対策】

ハッカ油の主要成分であるメントールには、優れた抗菌作用があります。乾燥して風邪が気になる季節には、ハッカ油を使った風邪対策がおすすめです。湯船にハッカ油を入れて入浴したり、マグカップに入れたお湯にハッカ油を垂らして蒸気を吸引すると、鼻から胸にスーッとした清涼感が流れて抗菌作用が得られます。風邪をひいてしまったときにも、ディフューザーでハッカ油の香りを拡散すると、お部屋の空気が爽やかになり、鼻水や咳などのつらい症状を和らげてくれます。

【爽快感で鼻詰まりをスッキリ】

風邪や花粉症のつらい症状の一つである鼻詰まり。ハッカ油の香りを嗅ぐと、爽快感が広がって鼻の通りがよくなります。抗アレルギー作用もあるため、風邪だけでなく花粉症の症状にも効果的なのです。ハンカチにハッカスプレーを吹きかけたものを鼻から口元に当てて鼻呼吸すれば、お手軽にハッカの香りを吸引できます。ハッカ油をつけたコットンとマスクを一緒にジップロックに入れれば、簡単にハッカの香りのマスクを作ることができます。風邪や花粉症で鼻がグズグズするときはもちろん、電車の中など人混みでウイルスが気になるときの対策にもなります。

【冬に役立つハッカ油レシピ】

これからご紹介するレシピのハッカ油の分量は、1滴=0.05mlとしています。簡単に作れるハッカ油のレシピで、冬のお悩み対策をしましょう。ハッカ油はドラッグストアなどでも買えるので、必要なときにすぐに作られるのも嬉しいですね。

【基本のハッカスプレー】

基本のハッカスプレーを作っておけば、どこでも簡単にハッカ油の効果を得られます。空気を爽やかにしたいときのルームスプレーや、匂いが気になるときの消臭スプレーとして役立ちます。ハンカチに吹きかければ、外でもこっそり芳香浴ができます。

 

材料(100ml)

ハッカ油 20~40滴
精製水 90ml
無水エタノール 10ml
スプレー容器 1つ

 

作り方

①スプレー容器に無水エタノールとハッカ油を入れ、よく振って混ぜます。

②①に精製水を注ぎ入れ、再びよく振って混ぜれば完成です。

 

【ハッカ油スチームで風邪の症状を緩和】

スチーム吸入は蒸気を顔全体に当てる方法で、喉の痛みや鼻水などの風邪の症状をやわらげるのにおすすめです。洗面器に80度くらいのお湯を張り、ハッカ油やユーカリ、ティーツリーなど抗菌作用の高い精油を数滴落とします。乾いたバスタオルを頭から被って、洗面器の上20~30cmあたりに覆い被さり、目を閉じて蒸気を顔に当てます。芳香成分が鼻から脳に届くので、呼吸器の不調がやわらぎます。

【ハッカ油のペーパー加湿器】

お部屋の空気を加湿しつつ芳香浴ができる器材は便利ですが、ディフューザーなどの器材がなくてもお手軽に作られるペーパー加湿器をご紹介します。電気も火も使わない、エコな加湿器です。

 

材料(100ml)

 

コーヒーフィルター 5枚
ハッカ油 適量
100ml
ガラス瓶 1つ

 

作り方

①コーヒーフィルターを縦に四つ切りして、上部を波型に切ります。

②根元をゴミで結び、花束のように上部を広げます。

③5束できたら、水とハッカ油を入れたガラス瓶にさして完成です。

【ハッカ水でうがい】

材料(200ml)

ハッカ油 1滴
精製水または水道水 200ml
蓋付きの容器 1つ

 

作り方

①容器に精製水とハッカ油を入れます。

②よくシェイクして混ぜれば完成です。

 

天然成分で出来たハッカ水は、喉がイガイガするときのうがいにおすすめです。抗菌・抗ウイルス作用があるハッカ油で、風邪予防しましょう。ハッカ水は飲むこともできるので、安心してうがいに使用できます。食欲不振のときや胃腸が弱っているときには、ハッカ水を一口飲むと喉とお腹にスーッとした清涼感が広がります。

【ハッカマスク】

冬の乾燥、風邪対策にマスクを着用する方は多いですよね。自分で簡単に香り付きマスクを作る方法をご紹介します。抗菌作用のある爽やかな香りで、風邪を予防しつつ気分もリフレッシュできます。

 

材料

マスク 1~2枚
ハッカ油 数滴
コットン 1枚
密閉袋 1つ

 

作り方

①コットンにハッカ油を数滴垂らします。香りを強くしたければ多めに、ほのかに香る程度がよければ1滴でもいいでしょう。

②密閉袋の中にコットンとマスクを入れます。顔に当たらない面とコットンが当たるように入れるのがおすすめです。数時間から一晩おいて香りを移せば完成です。

 

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?夏のイメージの強いハッカ油ですが、お手軽な方法で冬にも大活躍します。ハッカ油を使った風邪対策で、ウイルスや乾燥が気になる冬を乗り切りましょう!